2年半ぶりのカンボジア

こんにちは、BALsデザイナーのNatsukoです。

 

5月の終わりにカンボジアへ行ってきました。

最後に訪れた2019年末以来、なんと約2年半ぶりでした。

いつも行く布屋さんと再会
いつも行く布屋さんと再会

カンボジアへ行けなかった2年半、

きっと向こうは色々と変わってるんだろうな、

もし私のことを忘れてしまった人がいても仕方ないな、、

と悶々と考えていました。

 

BALsのバッグをつくってくれている取引先の工房とは

オンラインでほぼ毎日やりとりしていますが、

普段はテキストメッセージで業務的なやりとりのみです。

 

実際に顔を合わせて声を聞くのは久しぶりなので、

行くまで少しドキドキしていました。

工房での打ち合わせ
工房での打ち合わせ

しかし実際に行ってみると私の心配とは裏腹に、

空白の期間がまるでなかったかのように

みんな笑顔で接してくれました。

 

小さかった職人さんの子供たちも大きくなっていたり、

コロナ禍で生まれた赤ちゃんに会うこともできました。

幼かった子も大きく成長していました
幼かった子も大きく成長していました

5月はカンボジアが最も暑い季節。

日中は40℃近くになりますが、工房も市場もエアコンなしです。

ただその暑さよりも再会の嬉しさの方が断然まさっていたので、

全く問題ありませんでした

新しい赤ちゃんもいました
新しい赤ちゃんもいました

街並みこそ高層ビルが増えて変わったものの、

工房の職人さん、布屋さん、いつもサポートしてくれる

現地の友人達は全く変わっておらず、私を歓迎してくれました。

変わらないところもありつつ、高層ビルも増えたプノンペンの街
変わらないところもありつつ、高層ビルも増えたプノンペンの街

滞在の終わり、工房のリーダー格の人から、

“たくさんのサポートとたくさんの仕事を与えてれて、

みんな感謝しています“

というテキストメッセージをもらいました。

 

彼女はやや年配で英語が不慣れなため、

会話でのコミュニケーションは少ないこともあり、

私はいつもクールな印象を持っていました。

 

5年近い付き合いの中で、

彼女からこのようなメッセージをもらったのは初めてでした。

みんな変わらず楽しそうに作業をしていました
みんな変わらず楽しそうに作業をしていました

BALsはカンボジアでのものづくりを通し、

現地の女性たちのサポートをしているいるという

メッセージを発信しています。

 

しかし私自身、実際どれだけ彼女たちの役に立てているのか、

カンボジア人のみんなは本当はどう思ってるのか、

時々不安になることもあります。

新型バッグサンプルの製作中
新型バッグサンプルの製作中

まだまだ小さな貢献ですが、

自分のやっている事に少しでも意味があったのかなと、

逆に私が励まされたような気持ちになりました。

 

コロナ禍でカンボジアへ行けない時期が長く続きましたが、

その間ずっと仕事の依頼を止めることはありませんでしたので、

今回の訪問でお互いの信頼関係がより深まったような気します。

 

短い間でしたが、本当に素晴らしい時間を

過ごすことができたと思います。

工房の職人さんと
工房の職人さんと

今回は新型バッグの打ち合わせや生地の調達はもちろん、

カンボジアでの新しい取引先の開拓、

カンボジアジュエリーや雑貨などの

新アイテムの買い付けもしました。

 

またブログやトップページにて少しずつ

お知らせしてゆきます♡

 

盛夏に向けてBALsは更に

バージョンアップしてゆきますので、

ぜひお楽しみに!!

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

 

202264

Natsuko