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猫との出会い in Cambodia

こんにちは。

BAL'sデザイナーのNatsukoです。

 

今回は前回に引き続き、

カンボジアでの猫のお話をします。

 

我が家にバルが最初にやって来た時、

実は双子の女の子も一緒だったんです。

 

バルの親猫たちは、

小さい頃にローカルの市場で

弱っていたところを

友人が保護したそうです。

その猫たちも大きく大きくなり、

ある日子猫が生まれてしまったので

兄妹一緒に引き取ることになりました。

 

男の子をバル、女の子をココと名付けました。

右がバル、左がココ
右がバル、左がココ

小さな頭に対して大きな目と三角の耳、

2匹ともまるでマンガに

描いたような可愛らしさでした。

 

私は以前から大の猫好きでしたが、

動物と暮らした経験はほぼなく、

まして海外でペットデビューするとは

夢にも思いませんでした。

ついに長年の夢が叶い、

とっても新鮮な毎日でした。

兄妹でお昼寝
兄妹でお昼寝

ところが10日ほど経った頃から、

ココの方が急にご飯を

食べなくなってしまいました。

まだ小さかったので

みるみる弱ってしまい、

1日中じっとうずくまっていることが

数日続きました。

 

ある日深夜、危険な状態になってしまい

急いで動物病院へ連れて行きました。

ですが行きのタクシーの中で

つきに息を引き取ってしまいました。

 

獣医さんからは、先天性の疾患を

持っていたのだろう言われました。

あまりの急な展開に、

2日ほどは何も手に付きませんでした。

本当に小さかったココちゃん
本当に小さかったココちゃん

ただ気温の高いカンボジア、

一刻も早くココを供養して

あげなければいけません。

 

知り合いのカンボジア人に相談したところ、

彼の家の近くに有名なお寺があるので

そこへ連れて行ったら良いと言われました。

すぐにそのお寺に連れて行ってもらい、

お経をあげてもらいました。

 

街中にも関わらずお寺の敷地は広く、

大きな池がありました。

そこには池を埋め尽くすほどの

ピンクの蓮の花が咲いていました。

その蓮の花を見て、

とても穏やかな気持ちになれたことを

今でもよく覚えています。

カンボジアも日本と同じく、主な宗教は仏教です。
カンボジアも日本と同じく、主な宗教は仏教です。

カンボジアで暮らした3年の間、

本当にたくさんの思い出があります。

中でも忘れられない出来事のひとつが、

猫のココとの出会いと別れです。

 

わずか2週間ほどの短い間でしたが、

思い出を残してくれたココには

とても感謝しています。

 

またカンボジアの猫のエピソードは、

機会があればお話したいと思います。

 

それでは、また♡

 

 

2019年8月12日

Natsuko